こんにちは、橘徹です。
みなさんにとって「頑張る理由」ってどこにありますか?
私はとあるセミナーで成功した人の話を聞く機会がありました。
その方々の多くは、壮絶な過去を抱えていて、それが原動力になっているんですね。
たとえば――
「幼少期に貧しくて、絶対に豊かになりたいと思った」
「愛情に飢えて育ったから、自分の家族は必ず幸せにしたいと思った」
そんなネガティブな原体験を跳ね返すために強烈なモチベーションを持っている人が多かったんです。
一方で、自分はどうだろう?と振り返った時に、正直そういう壮絶な過去はありません。
親から愛され、経済的にも不自由なく大学まで行かせてもらい、自由に生きてこられました。
だからこそ「自分は願望が弱いのではないか?」「突き抜けるほどのモチベーションが足りないのでは?」と思ったこともあります。
でも、自分に問いかけてみました。
「自分が本当に大切にしたいものは何か?」
その答えは意外とシンプルで、すぐそばにあるものでした。
両親への感謝
まずは、私を何不自由なく育ててくれた両親。
家業である橘モータースを守り、発展させてきてくれたからこそ、私は地元に戻り、この地域で生きていくことができています。
両親が守ってきたものを、これからは自分がしっかりと受け継ぎ、さらに次へつないでいきたい。
それが一つの大きなモチベーションです。
妻の存在
そして、もうひとつの理由は妻です。
私は茨城出身、妻は熊本出身。
付き合い始めた当初から「将来は茨城に戻らなければならない」と伝えていました。
妻にとっては、生まれ育った土地、友達、仕事…そのすべてを手放すことになります。だから一度は「無理かもしれない」と別れを選びました。
それでも妻は私を信じてくれて、再びお願いしたときには「喜んで行くよ」と言ってくれました。
大切なものをすべて置いて、私を信じてついてきてくれた妻を、絶対に幸せにしたい。
これも私にとって強いモチベーションです。
社員のみんな
そして、橘モータースで共に働く仲間の存在。
世の中には無数の会社があります。
その中から、この会社を選んでくれた社員たち。
当社は整備工場ですが私自身は整備の資格を持っていないため、車をメンテナンスすることはできません。
でも、メカニックのスタッフがいてくれるからお客様のお車を預かることができます。
またフロントスタッフがいてくれるからお客様に安心して来てもらえて、私は別の仕事に専念することができています。
みんなが支えてくれて今の橘モータースがあります。
その仲間に感謝し、その思いを形にすることが、また私の頑張る理由です。
子どもの存在
そして最近、新たなモチベーションが生まれました。
それは「子ども」が産まれてきてくれたのです。
自分の子どもという存在は、やっぱり格別にかわいいですね。
この子にとって最高の父親でありたい。
「パパは世の中に価値ある仕事をしている」と誇らしく思ってもらえるような背中を見せたい。
これも、これからの私の大きな頑張る理由になりそうです!
まとめ
頑張る理由は、必ずしも「世の中を変えたい」「大成功したい」といった大きなものじゃなくていいと思います。
もっと身近なところ――両親や妻、社員、そして子ども。
「大切にしたい人を大切にする」
その思いが、私にとっての一番のモチベーションです。
ぜひみなさんも、自分にとって大切なものは何か?という問いを自分問いかけてみてください。
きっと、頑張る理由がそこにはあるのではないでしょうか?