こんにちは。橘徹です。
当社では月一度「月初ミーティング」を行っています。
このミーティングでは、先月の実績振り返りや業務改善の話し合い、連絡事項の共有などを行っていますが、その中でも特に大切にしているのが、経営理念の理解と共感です。
時代が変われば、商品やサービスの内容、提案の仕方は変わっていきます。
しかし、「何のために、誰のために、なぜ存在するのか」という会社の存在意義は変わりません。
これこそが会社の土台であり、迷ったときの拠り所になるもの――それが経営理念です。
当社では、この理念を深く理解し、自分の価値判断の基準としていけるよう、月一回のミーティングで理念について学ぶ時間を設けています。
「お客様にとって良い会社」とは
橘モータースの経営理念は、お客様・会社・地域社会の三方が共に良くなる会社を目指すこと。今回のテーマは「お客様にとって良い会社とは何か」でした。
私たちは、お客様にとって、豊かな暮らしを提供できるパートナーでありたいと考えています。
車は単なる交通手段ではありません。
人によっては、落ち着ける生活空間であったり、家族との思い出を作る場だったり、仕事の頼れる相棒であったりします。
そうした大切な車を、安心・安全・快適に使えるようお手伝いすることが、私たちの価値だと思っています。
真のご要望に応える姿勢
お客様が車検を受ける際に、私たちは必ず「次回の車検は受ける予定ですか?」と聞くようにしています。
例えば、2年以内には車を乗り換える予定のお客様に、過剰な予防整備を提案するのは経済的に無駄になります。
その場合は、必要最低限で2年間安心して乗れる整備をご提案します。
一方、「長く乗りたい」と考えているお客様には、多少費用がかかっても長持ちする整備をご案内します。
場合によっては、車検費用や今後のメンテナンス費を踏まえて、新しい車への乗り換えをご提案することもあります。
大事なのは、「安く抑えたい」という表面的な要望にとらわれず、お客様が本当に求めているものを理解し、最適な提案をすること、それがお客様の生活を豊かにする、そう信じています。
こういった会社として大切にしたい考え方を全員で共有し、日々の業務に活かしていく――それが月初ミーティングの目的のひとつです。
最後に
私自身、この価値観を胸に刻み、これからもお客様にとって本当に役立つ存在であり続けたいと思っています。
お客様は安い中古車が欲しいと言っていたけれど、本当にお客様の立場に立ったら新車の方がよかったかなとか、日々反省を繰り返しえています。
その過程を通して、個人としても会社としても成長することができ、お客様にお役に立てる存在になれると信じています。
これからも橘モータース全員で、お客様・会社・地域社会の三方が笑顔になれる会社を目指して、これからも励んでいきます。